新型コロナ感染者数増大が身近に迫ってきた中で、来年1月倉敷市議選必勝への取組はいささかも止められません。立候補予定者・議員に対して「組織があるからあの議員は大丈夫」と云う一方、「あの議員は頭を下げない」と云って攻撃するのは、競い合っている相手候補とその運動員の足を止め、自分を有利にしようとするための常套手段です。陣営内がまとまっていなければ、「大丈夫論」と「中傷」とが忍び込んで来て、力を尽くし頑張って勝利しようと云う意欲を削ぎます。相手候補からの攻撃によって、勝負の決着がつく前に、闘争態勢が切り崩されるのです。
選挙闘争では、候補者への「共感・支持」を有権者の投票で数量化します。「共感・支持」は有権者自身が抱くもので、候補者側から押し付けることはできません。無記名秘密投票ですから、誰が1票入れてくれたのか分かりません。しかし「共感・支持」は、大規模な宣伝・対話(チラシ、電話・SNSなど)が拡がると共に、「反応・手応え」として大雑把には掴めるものであり、それが選挙闘争の実際です。
コロナ禍中での選挙は、対面の対話・接触を減らさなければならないため、電話・SNS対話が重要な選挙活動となります。コミュニケーション手段が駆使できるかどうかが勝敗を左右するのではないか。電話・SNS対話に慣れ、それを活用する生活スタイルが求められているのではないでしょうか。高齢者・障がい者で、家から外に出ることが少ない人々でも、豊かなコミュニケーションが出来るのです。
これからの選挙闘争は、ビラ配布、電話・SNS対話を大規模に行う、豊かなコミュニケーション社会をつくるものに発展させるものになるのではないでしょうか。
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