ウクライナへのロシアの侵略戦争にどう対応し、ウクライナ支援はをどうするのか、は現下の焦点です。ロシアの無法な軍事行動に対して、各国が義勇軍など送って対抗する、は19世紀まではあったことです。20世紀でも、ナチスドイツのスペイン・ゲルニカ空爆、フランコ内戦に、義勇軍が派遣されました。21世紀の今、戦争が世界に広がり、核兵器が使われれば、人類絶滅、地球絶滅が予測されます。
そこで出て来る唯一の道は、戦争を早期に終わらせることです。軍事力で破壊し尽したら、決着がつくのでしょうか。それは第2次大戦までの戦争であって、今日の戦争は、どこかで、侵略者側が軍事力優位であっても、止めざるを得なくる、とい決着しかありません。つまり、2度の世界戦争を経て、戦争が違法化され、国連が組織され紛争の平和解決を目指し、紛争を国連憲章の立場で解決する、国際司法裁判所での戦争遂行者への裁判を行う、これしか解決の道はない、と云うことです。
安倍元首相や維新の会が、国連は無能、日本の戦争放棄憲法は力が無い、と攻撃していますが、これ以外に、22世紀の国際政治の進む道はあるのでしょうか。彼らは、20世紀以前に戻って、軍事力で再び世界戦争を招くことを何とも思わないのでしょうか。
不戦条約、国連憲章、日本国憲法は、今や、恒久平和を希求する世界標準です。世界戦争の厳しい教訓から導き出された〝人類の宝″ではないでしょうか。これを守り実践する努力こそ今求められていると思います。
ウクライナの人たちを守りましょう。避難する人々に堰が手を差し伸べましょう。ロシアが、ウクライナの人たちを殺し、生活を奪おうとしても、それを上回る人道支援を行い、侵略者ロシアに「戦争止めよ」の人類の声を突きつけ、追い詰めましょう。
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