安倍首相らは、戦前を「自存自衛の戦争」として「日本の侵略」を認めませんが、戦後70年間、日本が戦争する国にならなかったのは、自衛隊と安保・日米同盟の「抑止力」による、と言ってはばかりません。
戦前の日本の誤りは、ポツダム宣言に明らかにされおり、安倍首相は「ポツダム宣言をつまびらかには読んでいない」と逃げの答弁で日本の侵略を認めようとしませんでした。これが「歴史修正主義」として、世界から批判されているのです。
しかし、ポツダム宣言は、戦後国際政治の原点であり、「読んでいない」では、戦後政治に参加する資格がありません。
また、安倍首相は、「戦後、自衛隊と日米軍事同盟の抑止力で平和が守られた」と言います。戦争放棄した日本国憲法が平和を守った、とは口が裂けても言いたくないようです。しかし、これは戦後の歴史修正主義ではないでしょうか。
安倍首相は、戦前、戦後の日本歴史を、自己中心につくり変える、大歴史修正主義の道に踏み込みました。しかし、7月29日衆院で、日本共産党小池議員が紹介した「もう一人の父方祖父、反戦政治家安倍寛」を否定し、「母方祖父、戦犯政治家岸信介」を真似ようとする安倍首相に、厳正な歴史の審判が下されることは確実です。
私たちは、憲法前文をふまえ、「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることないようにすることを決意し」、安倍首相の歴史修正主義を徹底的に批判し、戦争法廃案と安倍内閣打倒を掲げて頑張ります。
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