「安保法制(戦争法)廃止の国民連合政府実現を目指し、立憲主義回復、個人の尊厳守る政治を進める日本共産党です。、比例代表で共産党議席増を目指すと共に、野党共闘で選挙区必勝に頑張ります。日本共産党をよろしくお願いします」と訴えています。これは、アベ「1強」政治打倒の当面の「戦術」であると同時に、日本共産党の基本政治戦略でもあると私は考えています。
「社会主義・共産主義」を目指す日本共産党とは、路線が違う、共通点がない、などと言われることがあります。日本共産党は、綱領で「未来社会論」として「共産主義・社会主義社会」を展望していますが、今は、資本主義の枠内での「民主主義革命」を基本戦略としています。
それは、日米軍事同盟を日米平和条約に替え、財界・大企業の横暴を抑え、その力を国民生活向上に役立たせる、民主連合政府の実現です。財界・大企業及び日米同盟のアメリカ、両者による政治支配、その政治的代理人をつとめてきた自民党などを選挙で打ち負かし、民主連合政府綱領に賛同する政治勢力が過半数を獲得し、維持することです。
民主主義革命は、いろいろな国民運動の発展、国民の政治参加が盛んになり、政党や国民運動団体の共同行動・統一戦線が発展することで、民主連合政府への展望が切り開かれていくでしょう。しかし、これにはまだ時間がかかります。
今求められているのは、憲法破壊の安保法制及び、立憲主義否定・個人の尊厳冒す、アベ政治の打倒です。それは、緊急且つ不可避です。戦争法反対での野党共闘を発展させ、選挙1人区で共闘候補1本化!の声を、もっと大きく広げましょう。それが参院選の前哨戦であり、衆参同日選への攻勢的取り組みとなるのではないでしょうか。
日本共産党は、社会の段階的発展を、しかも選挙の洗礼を経て進むこと、これを、いつも明らかにして進みます。国民連合政府は、日米軍事同盟などへの大異を脇に置いて、戦争法廃止・立憲主義回復・個人の尊厳を守る、の一点共闘をしっかり守り進めます。そこを通ることで、次の段階への展望が開かれ、さらに、民主連合政府への展望が開ける、と考えます。
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