今回の参院選は、野党共闘が国民の期待に沿うものかどうか、戦争法廃止(立憲主義・民主主義擁護)が国民の声として大きく示されるかどうか、これが焦点となって来ました。野党共闘は戦争法廃止を大目標に、介護等及び保育の人材確保など13本もの共同提案を行い、国民の切実な要求実現を目指しています。そうした政治情勢を受け、経済・外交を含む安倍自公政権の失政・暴走にストップをかける国民のたたかいが起きて行くでしょう。
参院選挙区1人区32全部で野党共闘を成功させ、戦争法廃止を前進させましょう。同時に、政党選択の比例代表選挙でも、自民・公明・おおさか維新など戦争法賛成派を選ぶか、戦争法廃止・野党共闘派を選ぶか、の一大争点があります。
旧民主党政権が公約違反により国民の信を失ったことを教訓として、民進党には、国民の声による野党共闘の成功、戦争法廃止を実現させる責任があります。また、「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もある」と、参院選挙区1人区で、共産党候補者を引き下げ民進党候補者を支持する、共産党支持者にとって、民進党に厳しい目を向けざるを得ません。
さらに、比例代表選挙での、野党共闘派の政党選択のキーポイントは、統一戦線政策をもつ党はどこか、ではないでしょうか。日本共産党は綱領で、統一戦線によって民主主義革命の政府をつくる、と決め、常日頃統一戦線づくりに努力しています。
また、民主主義は、意見の違いを討論によって調整し、様々な意見が全体として実現することを目指すもので、多数決での結論押し付けは稚拙です。討論を重視する党はどこか。日本共産党はかつて「50年問題]と言われる分裂状態を克服する際、徹底討論で統一と団結を維持し、政党として83年の歴史をもっています。
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