森友学園問題で、安倍政権が窮地に立っています。同学園への国有地安値払い下げが行われ、小学校建設が行われていましたが、問題点が明るみに出るとともに、学園側は私立小学校(『安倍晋三記念小学院』として寄付集め)開設申請を取り下げました。国有地安値払い下げ事件に、政治家の関与、官僚・政府職員の忖度が問題視される中、安倍昭恵首相夫人・付人(政府職員)からのFAXや電話のやりとりが表沙汰になったからです。
安倍首相は自分も妻も、国有地安値払い下げに関わっていない、と国会答弁し、もしそうであれば、総理大臣も国会議員も辞める、とタンかを切りました。しかし、首相夫人・付け人と学園理事長夫妻とのFAX・電話の内容が明らかになるとともに安倍政権への激震となっています。
そもそも森友学園は、現在幼稚園を経営し、教育勅語押し付け、安倍首相頑張れ、安保法制国会通過良かったなど、教育の名で、誤った思想を押し付ける学園です。学園の籠池泰典理事長は、安倍晋三氏がかつて事務局長を務めた右翼団体「日本会議」のメンバーで、アベ信奉者でしたが、今回の事件発覚で「裏切られた」との思いから、安倍首相及び夫人との関係を暴露する国会証言を行いました。
アベ政治の終焉が近づいています。憲法を無視して戦争法をつくり、アベノミクスと称する大企業・大資産家優先政策の下、「女性、総活躍」「働き方改革」「地方創生」など、国民要求を採り上げるかのような欺瞞的政策を散りばめ、支離滅裂な外交政策では国民に不安しか与えられないことがまるで分からない、「アホノミクス、」と揶揄される、最低・最悪の政権が終わりを迎えています。
政権は自動的には壊れません。特に、政権喪失の経験から得た、自公政権へのすざまじい執念を上回る力強い野党・市民連合政権獲得運動が現出しなくてはなりません。キナ臭い、変な方向に行こうとする日本を救う、救国戦線を結成しようではありませんか。
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