2月24日(土)倉敷労働会館で、倉敷早島市民アクション結成に呼応し、倉敷地区市民アクションが結成されました。記念講演で清水善朗弁護士が「安倍九条改憲、こんなに危険!」と訴え、各団体・個人で、組まれている活動を交流、3000万人署名実現を誓いあいました。
「九条改憲」に「安倍」と冠するのは、デモ隊シュプレヒコール「憲法守らん首相はいらない」の、安倍首相の言動を問題視するからです。安倍晋三著『美しい国へ』や読売新聞等で吐露してきた、自身の心情「事に臨んでは危険を顧みず、身をもって責務の完遂に努めよ(自衛隊員訓示)」を、自民党総裁の党権力及び首相の内閣権力両者一元化による強力な権力によって実現しようとしているのです。しかし、改憲は国民の声ではありません!
戦前の反省から、自衛隊法でも「文民統制」「憲法遵守」が明記されています。首相が訓示すべきは「憲法遵守」であって、安倍晋三自身の心情「身をもって云々」を押し付けることではありません。そうした憲法遵守義務を放棄する一方で、安倍首相は「自衛隊員は憲法違反かもしれないが、何かあれば命を張ってくれというのは無責任」などと、自衛隊違憲論を攻撃します。政治権力が、反対勢力を分断しながら、独裁化へと進む姿を示しています。
この闘いは、戦後焦土と化した日本再建で、政府による戦争の惨禍を繰り返させない(憲法前文)、に示された反戦平和の決意の再構築でもあります。命を賭して反戦平和を貫いた日本共産党員の、尊い犠牲を無にしない道です。子どもたちや未来の人々のために、平和日本の発展・継承を進める闘いに立ち上がりましょう!
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