「偽造、捏造、あべ晋三」と言われる位、公務員犯罪・不祥事が暴露されながら、安倍政権が存続し続けています。一方で、北朝鮮問題が劇的展開を果たし、唯一の戦争被爆国であり、戦力不保持・交戦権否定、戦争放棄の憲法を持つ(戦前の軍国主義日本の反省、国際公約でもある)日本の外交が、世界から注目される時代を迎えています。
安倍政権が内閣支持率を下げても、自民党総裁の地位に揺るぎがないのは、安倍首相の「改憲妄動」の強さ故であり、また、改憲右翼団体「日本会議」との一体性の強さ故であろう、と考えられます。安倍政権・日本会議に対抗する勢力は、日本共産党など野党勢力及び改憲反対の平和友好勢力です。この2大勢力は、いま、憲法9条改悪・自衛隊付加の是非が対決点の中心となっていますが、日本の戦争を侵略戦争と認めるか否か、戦前の体制を人権抑圧の専制政治、軍国主義と認めるか否か、という点も隠れた対決点ではないでしょうか。
自衛隊が9条に違反しない解釈論(海外派兵、集団的自衛権不可)から大きく踏み出し、自衛隊明記で追加条項優先主義による、9条死文化・空文化、即ち、海外派兵・集団的自衛権行使できる自衛隊への大変貌を行おうとしています。そして戦前回帰を目指す、安倍政権・日本会議は、日本共産党など野党・市民共闘勢力だけでなく、核兵器禁止条約推進・国際平和勢力にも敵対することになって行くのではないでしょうか。
安倍政権・日本会議Vs日本共産党・野党市民共闘&国際平和勢力の闘いという歴史的激動の時代が始まるのではないでしょうか。安倍政権の歴史的公務員犯罪・不祥事の噴出に対して、歴史的な対応こそ求められると考えます。
折しもマルクス生誕200年記念。資本主義社会の矛盾は次への社会進歩により解決され、搾取の無い、自由な人間関係の社会(社会主義・共産主義)へと発展する。これが遠い将来でなく、近未来に実現されなければ、環境問題、貧富格差拡大などの人類的危機の解決ができない、と考えられます。前述の2大勢力の対決の中で、日本共産党の仕事は、歴史の逆行、フェイク(嘘)の政治・社会を許さず、恒久平和・基本的人権確立の政治・社会への前進を造り出すことです。マルクスが革命家の心構えとして強調した事柄だと思います。
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