勤労感謝の日11月23日、やっと小麦種まきが出来ました。10月26日稲刈後、藁片付け、水抜き溝掘り、元肥(除草効果のある石灰窒素)やり、除草剤散布をしてからのことです。
しかし、種まきを30羽の野生化した伝書鳩が狙っていますので、鳥害防止ネット設置が欠かせません。これは大工事となりました。約10aの田に、6cm径鉄製パイプ24本を、土中に打ち込んだり、水平に繋いだりして構造をつくり、ネットを張りました。これは大山修自さんの指導でできたものです。
60年以上前には、どの農家も稲の裏作で、小麦栽培をしていました。小麦の価格が上がらず、やがて廃れてしまいました。裏作には、高収入が得られるイグサが一時流行りましたが、先枯れ(水島公害)、九州産地化で、これも廃れてしまいました。こうした農業の盛衰に想いを巡らしながら、今年も小麦栽培をがんばろうと思います。
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