倉敷市長選に「私たちの倉敷市政をつくる市民の会」から、矢引亮介氏が出馬表明し、伊東香織現市長との一騎打ちとなる模様です。倉敷市政の問題点、そしてどう変えるべきか、みんなで考えて行きましょう。
1.企業合併で経費削減を進める中、別企業のとき建設したのと同じようなトンネルを同一企業に受注させれば削減効果は最大になる。しかし、今回重大事故が発生したように、水島コンビナート大企業群を「バーチャル・ワン・カンパニィ」とする特区指定で、安全・防災のための規制、その企業責任が緩和される懸念がある。事故・災害ゼロの倉敷市に向け取組み強化を。
2.倉敷駅周辺鉄道高架事業のため、寿町踏切地下道計画の凍結、JR倉敷駅ビルの取り壊しにより駅周辺整備が進んでいない。鉄道高架の前提として押し付けられた土地区画整理などに住民合意は無い。倉敷駅周辺の南北一体的整備を阻害し、無駄な公共事業となっている鉄道高架は止めるべき。寿町地下道(又は跨線橋)で踏切の危険除去・南北一体化を。土地区画整理に住民意見の取り入れを。駅ビル(JR西日本不動産所有)、東西ビルの関係者(主要な所有者は倉敷市)及び商店街三者で駅周辺活性化の取組みを。
3.大資本・大型店進出による交通渋滞などは、大資本・大型店側で駐車場分散などの渋滞対策をとるべき(大資本・大型店の利益が本社に集中し地元還元されていない分を要求すべき)。倉敷市の財源政策は「固定資産税収(コンビナート大企業、1500haもの市街化区域での農地の宅地並み課税など)」に偏っており、中小企業・商店、農漁業など地域産業の振興策が不十分。
4.保育園待機児は増大、学校教育での問題も多い。子育て・教育に係わる若い人たちは「仕事が無い」「生活が苦しい」と訴えている。若い人たちへの積極的支援、子育て・教育の充実策に優先的に予算を。
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