NHKによる安倍内閣支持率について、7及び8月調査で、不支持が支持を上回っていたのが、9月調査で、不支持が減り、支持が上回った、と報じられました。
ヒットラードイツの情報相ゲッペルズは下記のように言いました。
「もしあなたが十分に大きな嘘を頻繁に繰り返せば、人々は最後にはその嘘を信じるだろう。嘘によって生じる政治的、経済的、軍事的な結果から人々を保護する国家を維持している限り、あなたは嘘を使える。よって、国家のために全ての力を反対意見の抑圧に用いることは極めて重要だ。真実は嘘の不倶戴天の敵であり、したがって、真実は国家の最大の敵だ。」
安倍首相の言い方に注意してみましょう。戦争法案を「平和・安全」法制だ、と繰り返し、アメリカの先制(侵略)攻撃力を、戦争抑止と言ってはばかりません。自主憲法・改憲を企み、戦争法案を「合憲」と言い張り、歴代内閣と法制局長官、最高裁判事経験者が「違憲」と指摘しても、耳を貸そうとしません。
独裁者ヒットラー、スターリンは、自らに不利な状況も、「黒を白」と逆に描き出し、それによって「言い訳」でなく、また、「譲歩など」でなく、まさに、最大限の利益を引き出すことに一時的に成功しています。ケッペルズ理論「嘘を頻繁に繰り返せば、、人々は最後にはその嘘を信じるだろう」の実践です。
安倍晋三氏が首相と言う権力をもったとき、ケッペルズ理論を実践していると感じるのは私だけでしょうか。平和・安全、戦争抑止等々、頻繁に繰り返すことで、内閣支持率を上げたのではないでしょうか。
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