「どうなっているのか、今の社会」「何とかならないのか、今の政治」「政権交代しても何も変わらない」「政治・経済も社会もダメになってきている」こう言った声が巷に溢れています。自公から民主へ、その次はOOへと政権が変わっても何も変わらない、悪くなるばかりだ、と言う悲観的な見方が広がっています。
行き詰って先が見えない、こうした時代に、人々は夫々確かなものを求めて動きます。そこでは人々がバラバラになって行きます。それに対して、先の見通しがもてる社会では、その方向に一定数の人々が動き出します。人々が、バラバラ状態を脱し一定方向に動き出すことが、今の社会と政治・経済に求められていると思います。
いま人々の間で、不満や要求が吹き出ています。「生活が出来ない」「仕事が無い」「将来が不安」「社会が悪くなるばかり」等々。しかし、バラバラ状態では何も変わらず、「あきらめ」・「依存」傾向が強まるだけです。そこに付け込む反動的な潮流が生まれ、その一つが橋下・維新の会です。教育・公務員攻撃など国民分断を謀りながら独裁的な政治権力を目指す、異質な危険をもつ集団となっています。
それに対して、不満や要求をもとに一定数の人々が運動を起こすことで「展望」「希望」が語られ、変革のエネルギーが湧き起こります。日本共産党は、様々な要求毎に「一点共闘」に取り組んでいますが、それが閉塞状況を打開する一歩一歩になっていると思います。
5月24,25日に開かれた日本共産党全国活動者会議では、行き詰りを打開する国民運動を展開するとともに、党建設(党員、読者拡大、力量アップ)に大いに取り組み、総選挙勝利を目指そう、と語り合いました。これから7月31日までを「『大運動』目標総達成特別期間」としてがんばります。
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