田中よう子予定候補が、現職伊東市長及び木村元市議との討論会で、元気一杯市民要求をぶつけました。「子育て」「教育」が繰り返しテーマになりました。田中さんは、教師の経験から子供の要求をキチンととり上げ、ハッキリとモノを言います。しかし、木村氏は「教育の専門家でない」と言って、コメント無し。伊東市長は、あれこれ言ってまとまりがなく、言い訳している印象は免れません。保育園待機児問題で、木村氏に「ゼロにする」と言うばかりで、いつまでにゼロにするのか、と問い詰められ、伊東市長は「国の施策もあり、云々」と逃げの答弁です。
田中さんは、鉄道高架のムダ遣いをやめ、公立保育園の民営化を止め、認可保育園を増やし、保育士の待遇改善を進めると明快です。また、市職員の4割を非正規にして、どうして子育て・教育をよくするといえるのか、と厳しく追及しました。
木村氏は、地元茶屋町の小学校増築問題を再三とり上げ、平成27年4月完成の約束を果たしていない、と厳しく迫りました。まるで、地元茶屋町小学校増築の遅れ問題で、選挙に立候補した、と言わんばかりです。市長は、地元のことばかり言っていては務まりませんから、ひょっとして、来年の市議選出馬の布石ではないか、と勘ぐりたくなります。
伊東市長が強調したのは、「地方創生」で、「高梁川流域連携事業」として鉄道高架を上げました。倉敷駅付近の南北交通のためと言っていた鉄道高架ですが、今度は、高梁川流域に「必要不可欠」とでも言いたいのでしょうか。「地方創生」有識者会議メンバーに唯一地方首長から選ばれた伊東市長は舞い上がっているような印象です。
今回の討論会を通じて、伊東市長が「地方創生」を目玉に、市長選を乗り切ろうとしていることがハッキリしました。しかし、地方創生は、国民の声を無視し、憲法を破壊する「アベ政治」の地方版ではないでしょうか。田中さんが掲げる3つのストップ、「鉄道高架ストップ」「巨大給食工場ストップ」「戦争法ストップ」を、市長選の争点として浮上させましょう。、
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