安倍自公政権打倒は、それに取って代わる政権構想が国民的に明確になれば、一気に実現するものです。それを示したのが、小池百合子都知事&都民ファースト大量進出で、自民党大敗、共産党躍進の東京都議選でした。沖縄市議選でも、自民党が得票を半減させ7議席に、共産党が1議席増の7議席に躍進しました。沖縄県では、自民党国会議員はゼロです。翁長知事支援の「オール沖縄」勢力が多数派を形成しています。どちらも「安倍首相ノー」の意志が示されたと報道されました。
市民と野党の共闘は、一昨年の安保法制(戦争法)反対で大きく前進し、今回「共謀罪」の委員会飛ばし強行採決反対でも、力強く前進しました。こんどは、安倍内閣打倒へ国会解散総選挙要求運動です。そのための市民と野党共闘の政権構想は必至です。昨年参院選では、戦争法廃止、閣議決定撤回という、限定的目標での政権構想を追求しました。しかし今回は、政権構想抜きには、共闘の選挙は闘えない、それを託せるのは、野党第1党の民進党ではなく、第2野党の日本共産党だ、というのが、都議選結果でもあります。
日本共産党に求められている歴史的使命が、野党共闘の前進、政権構想締結、さらに統一戦線結成を目指す国民運動の展開です。それをやり遂げる党になろうというのが、今全党運動として取り組んでいる党勢拡大です。安倍政権打倒・政治革新を、市民と野党共闘で成し遂げる共産党に力を貸して欲しい。しんぶん赤旗を購読して欲しい、共産党後援会に入って共に選挙を闘いましょう、共産党に入って共に政治革新を進めませんか、という呼びかけを広く行おうとしています。
世界が核兵器廃絶に向かうため、核兵器保有国がすぐに入らなくても、核兵器廃止国際条約締結を世界の国々で進めて行くことが、7月国連総会の圧倒的賛成多数で決まりました。世界中の市民・人民は核兵器廃絶を求めています。しかし、核保有国、「核の傘」同盟国は、市民・人民の願い・要求と逆です。市民・人民こそが歴史を前進させ、国はそれに追随せざるを得ない、これが民主主義のプロセスです。この形を、日本社会の変革、政治革新に応用していきましょう。
安倍首相による、憲法9条改憲暴走、「モリ、カケ国政私物化」疑惑は、市民・人民を怒らせ、内閣支持率が30%を切って下落しています。このとき、安倍政権を打倒し、国民の声を汲み上げる政権構想をもつ市民と野党の共闘を、市民・人民と一緒に創り上げる党こそ求められています。、
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