コロナ被害が世界を、日本を覆い、国民は未曽有の苦難に遭遇しています。これは、非常事態宣言が解除され、営業・イベント・旅行から文化教育活動まで再開されようとも、コロナ被害、国民の苦難は続きます。国民の苦難がコロナ罹患ーー人間が感染被害者にも加害者にもなるーーだけでなく、感染症による社会・経済活動制限・衰退といった甚大な社会的影響ーー失業・雇い止め、事業破綻、様々なマイナス影響を無くし、生活回復・社会復興が成し遂げられなければ、コロナ被害終結とはならないからです。
コロナ終結を実現し、社会的マイナス影響を無くす政治、その実現に向けた国民運動が求められているのではないでしょうか。労働運動、青年運動、女性運動、市民・住民運動など各分野の運動が、コロナ終結・命と暮らし守る政治を求めて、力を合わせる時ではないでしょうか。それは、コロナ被害の実態把握のためのアンケートなど実態調査を行い、また自治体等にそれを求めて、住民自治を前進させながら進める運動です。
この国民運動に、安倍内閣打倒が、付け加えなければなりません。森友加計疑惑での「忖度・公文書改竄」等の権力乱用に加え、捜査・立件を占有する検察に内閣が人事介入するための「検察公務員法改正」で「首相の犯罪」を逃れようとしていることです。こうして、安倍政権が行政と共に司法をも支配して、憲法改悪・戦争する国づくりを進めることに、今こそストップをかけなければなりません。
「コロナ被害から国民の命と暮らしを守る政治を!『首相の犯罪』が見逃され、憲法を変え戦争する国へと、国民を引き込む安倍政権を打倒しよう!」をスローガンに、力を込めて国民運動を起こしましょう。
また、コロナ被害からの生活回復、社会復興は、「東京一極集中・都市集中から各地方再生へ」の転換 及び第一次産業重視・温暖化防止への産業構造転換を促す政治実現にかかっています。「ポスト・コロナ」の社会変容は、医療・介護、教育・文化、経済・生活など様々な分野で取り組まれることでしょう。この動きと手を携え、未来社会に続く歴史的で、住民自治を進める社会運動が、いま求められているのではないでしょうか。
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